貧血と甲状腺機能低下症の主な症状と見分け方

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)と貧血は、原因は異なるものの、共通した症状が多く、見逃されがちです。ここでは、両者に共通する主な症状と、患者が日常生活で感じやすい違いについて解説します。

疲労感

どちらの病気でも、単なる「寝不足」や「運動後の疲れ」ではない、骨の奥までしみるような極度の倦怠感が現れます。症状の重さは個人差があり、初期段階では軽いだるさに留まりますが、治療が遅れると起き上がることすら困難になることがあります。

寒さへの過敏

体温調節がうまくできず、手足が特に冷たく感じます。暖房の効いた部屋や厚手の服を着ても、寒さを強く感じることが多いです。

認知機能の低下

甲状腺機能低下症ではイライラ、集中力の低下、記憶力の減退、うつ症状が出やすくなります。貧血の場合は、脳への酸素供給が不足するため、計画立案や判断、課題遂行といった「実行機能」が低下し、学業や仕事の成績が低下することがあります。

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