パリー病(毒性結節性甲状腺腫)の兆候と症状
パリー病は、プラマー病や毒性結節性甲状腺腫とも呼ばれ、甲状腺に結節や腫瘤が形成される疾患です。症状は他の甲状腺疾患と類似するため、医師は検査結果を基に診断します。
症状の種類
- 疲労感、頻回な排便、熱耐性低下、食欲増進、過度の発汗
- 月経不順、腹部痙攣、神経過敏、落ち着きのなさ、体重減少
発症年齢
米国国立医学図書館の報告によれば、パリー病の症状は主に60歳以上の患者に現れやすいとされています。
特徴
ヨウ素注射後に甲状腺ホルモンが急激に上昇し、症状が出ることがあります。CT検査や心臓カテーテル検査で使用されるヨウ素造影剤が原因となります。
所見
- 診察で甲状腺に結節が触知されることが多い。
- 放射性ヨードを用いた甲状腺スキャンで結節が画像化される。
- 血液検査で心拍数の増加、TSH低下、T3・T4高値が認められる。
留意点
腹痛、意識低下、発熱が併発すると、毒性結節性甲状腺腫による甲状腺クリーゼ(甲状腺ストーム)となり、緊急治療が必要です。速やかな医療機関への受診が求められます。
