甲状腺機能と減量治療

甲状腺ホルモン補充療法

甲状腺ホルモンの補充により体内のホルモンレベルを人工的に上げ、エネルギーが増し代謝が活性化します。代謝が向上すると余分なカロリーが燃焼しやすくなり、体重減少が期待できます。市販の製剤は合成T4のみのものと、T4とT3を含む天然製剤(例:アーマー・サイロイド)があります。合成製剤は甲状腺ホルモン量は上がりますがエネルギー増加は限定的です。一方、天然製剤はT3も含むためエネルギー感覚が向上しやすいと報告されています。医師と相談し、適切な製剤と用量を決定してください。

食事にココナッツオイルを取り入れる

コロラド州の甲状腺疾患調査によると、エクストラバージンココナッツオイルは甲状腺機能を改善し、体重減少を促進するとされています。甲状腺ホルモンの産生と分配を高めるため、1日あたり大さじ2(約30 ml)のエクストラバージンココナッツオイルを摂取することが推奨されています。健康食品店や自然食品マーケットで入手可能です。

大豆製品の摂取を控える

国立毒性研究センターの研究で、大豆や大豆加工品に抗甲状腺作用があることが明らかになりました。大豆粉・大豆ミルク・大豆タンパク質・大豆醤油などを含む食品は、甲状腺ホルモンの産生や分配を阻害し、体重増加を助長する恐れがあります。甲状腺機能に問題がある方は、大豆由来の食品を避けることが重要です。

甲状腺疾患 - 関連記事