甲状腺の数値が低いとは?原因と対策

甲状腺とは

甲状腺は首の前部に位置し、T3(トリヨードチロニン)とT4(サイロキシン)という甲状腺ホルモンを分泌します。これらのホルモンは代謝を調節し、体のエネルギー消費をコントロールします。脳底にある下垂体は甲状腺刺激ホルモン(TSH)を分泌し、甲状腺にT3・T4の産生を指示します。

正常値の目安

  • TSH:0.4〜4.0 mIU/L
  • T3:100〜200 ng/dL
  • T4:4.5〜11.2 µg/dL

検査方法

甲状腺機能は血液検査で評価します。主にTSH、T3、T4の濃度を測定し、甲状腺の働きを判断します。

低い数値が示す状態

血液検査でTSHが低い場合、甲状腺が過剰にホルモンを産生する「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」が疑われます。一方、T3やT4の値が低い場合は「甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)」を示します。

治療法

甲状腺機能亢進症も低下症も、薬物療法で管理できます。過剰な場合は抗甲状腺薬や放射性ヨウ素療法、低下の場合はレボチロキシンなどの甲状腺ホルモン補充薬が用いられます。

適切な診断と治療により、甲状腺機能のバランスを取り戻すことが可能です。

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