子どものTSH上昇は何を示すのか?
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は脳下垂体から分泌されます。子どもの甲状腺が機能低下すると、脳下垂体はTSHの産生を増やします。
診断
TSHの測定は血液検査で行い、検査後2日以内に結果が出ます。TSH値が高い場合は甲状腺機能低下症(甲状腺が十分に働いていない状態)と判断されます。
症状
甲状腺機能低下症の主な症状は以下の通りです。
- 思春期の発育遅延
- 過度の倦怠感
- 身長や体重の伸びが遅れる
- 皮膚の乾燥
- 便秘
治療
甲状腺機能低下症は、処方された甲状腺ホルモン補充薬で治療します。薬剤は子どもの甲状腺機能を正常に近づけることを目的としています。
予防・対策
医師は数か月かけて最適な薬剤量を調整します。その間、定期的に血液検査を行い、TSH値が高い場合は投薬量を増やし、低い場合は減らします。
注意点
TSH検査自体は安全ですが、まれに以下のような副作用が起こることがあります。異常を感じたらすぐに医師へ連絡してください。
- めまい・失神
- 採血部位の痛みや血腫
