甲状軟骨とは?その位置と役割

甲状軟骨は、喉頭(声帯箱)の前面を構成する大きな軟骨です。名前に「甲状腺」が入りますが、甲状腺(内分泌腺)とは解剖学的に近いだけで、機能的な関係はありません。

喉頭(声帯箱)

喉頭は首の前部にある軟骨構造で、声帯を保持し、呼吸路と食道を分ける役割を担います。気管(気管支)と食道の分岐点に位置し、呼吸時と発声時に重要な働きをします。

甲状軟骨の位置と形状

甲状軟骨は喉頭の前面にあり、盾形(シールド型)をしています。喉頭内の声帯はこの軟骨の後方に付着し、さらに後方の環状軟骨(環状軟骨)へと伸びます。甲状軟骨は喉頭内で最大の軟骨です。

いわゆる「喉頭結節(喉頭突起、通称:アダムズアップル)」

甲状軟骨の前面中央に突出した部分が、俗に「喉頭結節」や「アダムズアップル」と呼ばれる突起です。医学的には「喉頭突起(laryngeal prominence)」と呼ばれ、男性に顕著に現れることが多いです。

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