TSHが高いとはどういうことですか?

TSH(甲状腺刺激ホルモン)は下垂体から分泌され、血中の甲状腺ホルモン濃度を調節し、体のエネルギー代謝を管理します。TSH値により甲状腺が正常、低下、過活動かを判断できます。TSHが高い場合は甲状腺ホルモンが低下し、甲状腺機能低下症を示します。

検査と判定

血液検査で血中TSH濃度を測定します。TSHが9〜30 µIU/mL(20〜30分)を超えると高値と判断されます。併せて甲状腺ホルモン(FT4、FT3)を測定し、原因を特定します。

意義

TSHが高いことは、甲状腺が下垂体からの刺激に応答せず、ホルモン産生が不足していることを示します。医師は甲状腺機能低下症の可能性を疑います。

主な原因

最も一般的なのは橋本病(自己免疫性甲状腺炎)による甲状腺機能低下です。近年はヨウ素欠乏も稀に原因となります。

症状

TSHが高く甲状腺ホルモンが不足すると、倦怠感、筋力低下、体重増加、便秘、寒さに対する感受性、記憶力低下、皮膚乾燥などが現れます。

治療法

適切な用量の甲状腺ホルモン(レボチロキシン)を服用することで、血中ホルモンとTSHのバランスが正常化し、症状が改善します。

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