甲状腺疾患とうつ症状の関係
甲状腺の疾患は、うつ病と似た症状を引き起こすことがあります。多くの場合、精神疾患と誤診されがちです。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の症状
- 不安感、イライラ、食欲不振や睡眠障害が見られます。重症例では統合失調症様の状態になることもあります。
甲状腺機能低下症(橋本病など)の症状
- 記憶力低下、以前楽しめていたことへの興味喪失、人格の変化などが現れます。
注意点
- 甲状腺の問題を放置すると、認知症や脳の永続的なダメージを招く恐れがあります。
治療法
- 不足しているホルモンを補う薬や、過剰分泌を抑える薬で対処します。場合によっては、リチウムなどの抗うつ薬が症状緩和に役立つことがあります。
予防・対策
- 適切に治療すれば、甲状腺機能の回復とともに元の性格や気分が戻ります。ただし、うつ症状の根本原因が必ずしも甲状腺にあるとは限りません。
