茎状子宮筋腫の症状とは
茎状子宮筋腫(ペデュンクレート型子宮筋腫)は、子宮内または子宮表面にできる良性腫瘍の一種で、長い茎(茎状構造)に付いて成長します。子宮筋腫は約5人に1人の女性に見られ、30歳未満の女性ではまれで、閉経後はエストロゲンが減少するため自然に縮小することが多いです。
出血
月経間の出血や、7日以上続く長い月経が見られることがあります。月経血が多く、血餅(血の塊)が混じるほどの大量出血になることもあります。
膀胱・腸の症状
便秘、ガスの増加、頻尿などの消化器・泌尿器症状が現れることがあります。また、腹部の張りや膨満感、膀胱が完全に空かない感覚も訴えられます。
疼痛(痛み)
骨盤部の圧迫感や痛み、背部・脚部・腹部の痛みが起こります。性交時の痛みや月経時の痙攣痛も報告されています。
急性の痛みと発熱
稀に、茎がねじれて血流が遮断され、筋腫が壊死すると急性の激しい痛みと発熱を伴うことがあります。壊死した組織からの産物が周囲組織に影響し、強い痛みが生じます。
発症に影響する要因
エストロゲンの分泌量と強く関係しており、閉経後に縮小しやすいのはこのためです。アフリカ系アメリカ人女性は白人女性の2〜3倍の頻度で発症します。10歳以前に初潮を迎えた女性や、家族に子宮筋腫の既往がある女性もリスクが高いです。一方、経口避妊薬の使用や出産経験がある女性は発症リスクが低くなる傾向があります。
