前立腺生検前日に避けるべきこと
薬剤の使用について
前立腺生検では、細い針が直腸や会陰部を通って組織を採取します。針が結腸の粘膜を貫通する可能性があるため、腸内に残っている便や大腸菌(例:大腸菌)による感染リスクが高まります。血液凝固を妨げる抗凝固薬(例:ワルファリン、アスピリン、イブプロフェンなど)は、出血や感染の危険を増すため、生検前日は必ず中止してください。医師の指示があるまで、血液を薄める薬は服用しないようにしましょう。
麻酔前の飲食制限
麻酔を受ける前は、最低でも6時間は何も食べず、飲み物も控える必要があります。麻酔中は胃の内容物が逆流して肺に入る危険があるため、空腹状態を保つことが重要です。透明な無糖の液体(例:水、ハーブティー、薄めた果汁)であれば、体内の老廃物を洗い流す程度に少量摂取しても構いませんが、食事は避けてください。
浣腸の実施
肛門経由で生検を行う場合、腸内をきれいにしておくことが推奨されます。医師が処方する浣腸を使用し、便を完全に排出させましょう。浣腸後は5分程度待ってからトイレに行き、腸管が完全に空になるようにします。
上記のポイントを守ることで、前立腺生検に伴う合併症リスクを最小限に抑えることができます。
