口腔カンジダ症(口内炎)の家庭療法
口腔カンジダ症(通称:口腔酵母感染症、口内カンジダ)は、口腔内に真菌が増殖して起こります。白い斑点や潰瘍ができ、出血や激しい痛みを伴うことがあります。主に乳児や幼児で、甘いミルクや粉ミルクを多く摂取する場合に多く見られます。また、AIDS、がん、糖尿病、膣カンジダなどの基礎疾患があるとリスクが高まります。放置すると喉の奥まで広がり、嚥下困難を引き起こすことがあります。
家庭でできる対策
ヨーグルト
- ヨーグルトはカンジダの増殖を抑える乳酸菌が豊富で、最も一般的な家庭療法の一つです。
- 乳児の場合:清潔な指先をヨーグルトに浸し、赤ちゃんに吸わせます。または綿棒にヨーグルトをつけて口内の病変部に優しく塗布します。1日数回、数日間続けます。塗布のたびに手を洗い、ヨーグルトが感染源にならないように注意してください。
- 成人の場合:ヨーグルトを1日数回食べるだけで効果が期待できます。
バナナの葉の種(プラントーンシード)
- バナナの葉の種は腸内を潤す作用があり、膨張させたゲル状にして使用します。
- 種子を一晩水に浸し、膨らませます。ゲル状になったら少量を口内の潰瘍に直接塗ります。1日数回、3日ほど続けると症状が改善し、治癒後は再発防止のために1週間程度継続します。
ローズハニー
- バラの花びらとハチミツを合わせた「ローズハニー」は、抗菌・抗真菌作用が期待できる自然療法です。
- 作り方:瓶にバラの花びらをゆるく詰め、ハチミツを注ぎ、蓋を閉めます。数日間毎日瓶を軽く振って花びらのエキスをハチミツに混ぜます。
- 使用法:綿棒にローズハニーをつけ、口内のカンジダ部位に優しく塗ります。数日で症状が軽減することが多いです。
※上記はあくまで補助的な対策です。症状が重い、長期間改善しない場合は、必ず歯科医師・耳鼻咽喉科医に相談し、抗真菌薬の処方を受けてください。
