ミソプロストールの主な用途と副作用について

主な用途

胃潰瘍予防

ミソプロストールは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用している患者の胃潰瘍を予防する処方薬です。NSAID(例:イブプロフェン、アスピリン、ナプロキセン)は胃粘膜を刺激し、潰瘍や出血のリスクを高めます。ミソプロストールは胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を保護することで潰瘍の発生を防ぎます。

中絶(妊娠中絶)

ミソプロストールは、ミフェプリストンと併用して薬剤性中絶に用いられます。ミフェプリストンは妊娠維持に必要なプロゲステロンの作用を阻害し、子宮内膜の剥離と子宮頸部の軟化を引き起こします。その後、ミソプロストールを投与すると子宮が収縮し、妊娠は約6〜8時間で終了します。

分娩促進・産後出血の管理

分娩時にミソプロストールを膣内投与することで、子宮収縮を促し陣痛を誘発したり子宮頸部を柔らかくしたりします。また、産後の大量出血の治療にも使用されます。

副作用

一般的な副作用

腹痛、下痢、吐き気などが報告されています。通常は軽度で、時間とともに自然に軽減しますが、症状が強くなる場合は医師に相談してください。

重篤な副作用

まれに重い陰部出血や月経異常が起こることがあります。これらの症状が現れた場合は、直ちに救急医療を受ける必要があります。

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