出血性潰瘍のサインと症状
出血性潰瘍は、胃や上部小腸の粘膜が損傷し、出血を伴う潰瘍です。原因は薬剤やヘリコバクターピロリ感染など様々で、症状が全く出ないこともあれば、以下のようなサインが現れることがあります。いずれの場合も早期の医療受診が重要です。
黒色便(メレナ)
便が黒くタール状になることをメレナと呼びます。消化管上部からの出血が原因で、出血性潰瘍があると現れることがあります。
吐血(ヘマテミシス)
血液を含んだ嘔吐が見られる状態です。血の色は鮮やかな赤からコーヒー色まで様々で、便が強い悪臭を放つこともあります。
血便(ヘマトコエジア)
直腸から鮮血が混じった便が排出されます。大量の出血を示す可能性があるため、非常に危険なサインです。
胸やけ(胃酸逆流)
食後に胸やけを感じることが多く、出血性潰瘍患者の約半数がこの症状を訴えます。
腹部・胸部の痛み
焼けつくような痛みや強い痛みが腹部や胸部に現れます。食後数時間経過して胃内容物がなくなると、緩衝効果が失われ痛みが増すことがあります。
