潰瘍かどうかを見分ける方法

はじめに

深夜2時、胃部に焼けるような痛みで目が覚めた… これは胃潰瘍(消化性潰瘍)の典型的な症状です。胃・小腸上部・食道の内側にできる開いた潰瘍です。

潰瘍の種類と症状の見分け方

  1. 潰瘍の種類を知る

    胃潰瘍は胃に、十二指腸潰瘍は小腸の上部(十二指腸)に、食道潰瘍は食道下部に発生します。部位ごとに痛みの出る場所やタイミングが異なるので、医師に説明しやすくなります。

  2. 原因の誤解を正す

    辛い・脂っこい食事やストレスが直接の原因だというのは誤解です。ほとんどの潰瘍はヘリコバクター・ピロリ菌(H. pylori)感染が関与しています。

  3. NSAIDsの影響

    アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセン、ケトプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬は胃や小腸の粘膜を刺激し、潰瘍を引き起こすことがあります。

  4. 生活習慣が症状を悪化させる

    喫煙は胃酸の分泌量を増やし、アルコールは粘膜を刺激・浸食します。ストレスは治癒を遅らせる要因となります。

  5. 放置すると起こる合併症

    症状を無視すると出血、感染、瘢痕形成などの危険があります。胃潰瘍の主な症状は腹痛、消化管出血、体重減少です。十二指腸潰瘍は胸焼けや背中の痛み、体重増加が見られることがあります。

  6. 医師受診のポイント

    症状を正確に伝え、必要な検査を受けましょう。治療にはピロリ菌除菌、薬物療法、禁煙・節酒・カフェイン制限などの生活指導が含まれます。

まとめ

胃・食道・十二指腸に痛みや灼熱感がある場合は、早めに医療機関を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。

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