胃潰瘍穿孔の外科的治療
胃や十二指腸の粘膜が胃酸により侵食され潰瘍が形成され、穿孔に至ると消化液や食物が腹腔内に漏れ出します。これは生命を脅かす緊急症です。
症状
- 黒色便や血便、コーヒーかす様の血が混じった嘔吐。
- 嘔吐の有無に関わらず、激しい腹部痛。
保存的治療
- 抗生物質で感染を予防し、酸分泌抑制薬で胃酸を抑制。自然治癒を期待する。
- 症状や穿孔の程度に応じて、入院管理・絶食・点滴による栄養補給を実施。
外科的処置
- 穿孔による合併症が認められる場合に適応。
- 腹腔鏡下手術が主流で、約3か所の1インチ程度の小切開を行い、カメラと小型手術器具で処置。
- 開腹手術に比べリスクが低く、回復が早い。
