口内潰瘍についての解説
識別
口内潰瘍は口腔内の粘膜にできる白くて浅い潰瘍です。外傷があるかどうかや、潰瘍の形状で種類を判断します。たとえば、唇を噛んだり歯ブラシで強くこすった跡がある場合は外傷性の潰瘍です。
タイプ
口内潰瘍は原因により大きく分けられます。
- 外傷性:噛み傷や歯ブラシによる刺激。
- ストレス・疾患関連:ストレス、感染症、喫煙、ビタミン不足、急激な体重減少、食物アレルギー。
- ウイルス性:単純ヘルペスウイルスが原因のヘルペス性潰瘍。
- 細菌性・真菌性:結核やバレー熱などが引き起こす。
- アフタ性潰瘍:免疫系や栄養状態の乱れで起こり、再発しやすい。
- 全身性疾患関連:セリアック病、クローン病、歯肉炎など。
経過期間
潰瘍は数日から数週間で自然に治癒しますが、原因によって差があります。がん性の潰瘍は治らず、時間が経っても改善しません。原因物質にさらされ続けると治癒が遅れ、症状が悪化することがあります。
予防・対策
原因に応じた対策が重要です。
- 既知のアレルゲンを避ける。
- 口内を噛んだり傷つけないように注意する。
- ビタミンやミネラルをバランスよく摂取し、欠乏を防ぐ。
- 局所用の抗ヒスタミン薬、制酸剤、ステロイド軟膏で痛みを和らげる。
- 3週間以上改善しない、または痛みが強い場合は医師に相談する。
注意点
潰瘍がある間は刺激の強い辛い食べ物を控え、口腔内を清潔に保ちます。抗菌性マウスウォッシュを1分間、1日2回、2日間使用すると細菌の侵入を防げます。ただし、長時間うがいすると味覚に影響を与えることがあるので、適度な時間で止めましょう。
