胃潰瘍の治療薬と食事のポイント

胃潰瘍の薬物治療

胃潰瘍の治療には、主に以下の薬が用いられます。

  • H2受容体拮抗薬(例:ザンタック、ペプシッド)は胃酸分泌を抑制します。
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)はH2拮抗薬の約10倍の抑制力があり、代表的な薬はオメプラゾールやエソメプラゾールで、胃酸分泌の95%以上を抑えます。
  • 粘膜保護剤は胃の粘膜を酸から守ります。代表例はタムス、ロライズ、ペプトビスマル。
  • 抗生物質はヘリコバクター・ピロリ感染が原因の場合に使用し、短期間の服用で再発リスクを約1%に低減します。

胃潰瘍の食事管理

症状を悪化させないために、次の食品は控えることが推奨されます。

  • 辛い料理、揚げ物、チョコレート、カフェイン、炭酸飲料、アルコール
  • トマトや柑橘類など酸性の高い食品
  • 寝る前の過食やガスを発生しやすい豆類、脂肪分の多い肉(例:カルビ、ベーコン、サラミ)

代わりに、以下のような食事を心がけましょう。

  • 食物繊維が豊富な野菜・果物、全粒穀物
  • 1日数回に分けた少量の食事
  • 就寝前の食事は避ける

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