口内ヘルペスと口内潰瘍の見分け方

はじめに

口内ヘルペス(いわゆる冷たい潰瘍)と口内潰瘍(アフタ)は、痛みを伴うものの原因や発生部位が異なります。ヘルペスはウイルス感染によるもので感染力がありますが、アフタは細菌や免疫状態の変化が主因で感染力はありません。以下の手順で両者を見極めましょう。

  1. 発生部位を確認する

    アフタは口内、口蓋(上の口の天井)、唇の内側、舌などの内部にできることが多いです。一方、ヘルペスは主に唇の外側や口の周辺に水疱として現れます。

  2. 環境・身体的要因をチェック

    ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因で、ストレス、ホルモン変動、発熱、日光(紫外線)などが引き金になります。また、感染者と歯ブラシ、カミソリ、タオル、食器などを共有した可能性があるか確認してください。

  3. 見た目の違いを比較する

    アフタは小さな赤い隆起に白や黄色の中心があり、周囲が赤く炎症を起こします。複数できることもあります。ヘルペスは液体で満たされた水疱ができ、破れると黄色いかさぶたが形成され、約1週間で治ります。

  4. 症状の進行段階を観察する

    ヘルペスは5段階のプロセス(チクチク感・かゆみ→水疱形成→破裂→かさぶた形成→かさぶたが小さくなり消失)を1〜2週間でたどります。アフタは通常、数日で自然に治癒しますが、痛みが続くことがあります。

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