皮膚に潰瘍を引き起こす細菌性疾患は?
皮膚に潰瘍を生じさせる代表的な細菌性疾患を紹介します。
壊死性筋膜炎(Necrotizing fasciitis)
稀ながら極めて重篤な細菌感染で、急速に組織を破壊します。症状は皮膚潰瘍、発熱、寒気、激しい疼痛などです。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
多くの抗生物質に耐性を示すブドウ球菌で、皮膚感染症(潰瘍、膿瘍、蜂巣炎)を引き起こすことがあります。
溶連菌(Streptococcus pyogenes、A群溶血性レンサ球菌)
咽頭炎や猩紅熱だけでなく、皮膚感染や壊死性筋膜炎の原因にもなります。
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)
環境中に広く存在し、免疫低下時に皮膚感染、尿路感染、肺炎などを起こします。皮膚潰瘍も報告されています。
ウラリン酸菌(Mycobacterium ulcerans)
熱帯地域で主に見られる慢性皮膚感染「ブルリ潰瘍」の原因菌です。
