ICとアレルギー薬
間質性膀胱炎(IC)の治療は主に症状のコントロールが中心です。アレルギー症状の治療に使われる抗ヒスタミン薬は、膀胱内の肥満細胞(マストセル)の炎症を抑えることで、IC患者の症状緩和に役立ちます。体内のヒスタミンが肥満細胞の炎症を引き起こし、抗ヒスタミン薬はその作用をブロックします。
肥満細胞
- すべての人の膀胱には肥満細胞が存在しますが、IC患者はその数が多く、炎症が起きやすい傾向があります。
アレルギーとの関係
- 季節性アレルギーが出る春などの時期に、IC患者は膀胱痛や頻尿が悪化しやすいことが報告されています。
処方される抗ヒスタミン薬
- ヒドロキシジンは抗不安作用と軽い鎮静作用があり、肥満細胞の脱顆粒(縮小)を促すことで症状を軽減します。
市販の抗ヒスタミン薬
- ロラタジンやジフェンヒドラミンなど、一部の市販薬も症状緩和に効果があります。ただし、去痰薬を含む抗アレルギー薬は膀胱症状を悪化させることがあります。
ヒスタミン受容体ブロッカー
- シメチジンやラニチジンなどの市販ヒスタミンブロッカーは、胃酸分泌を抑えるだけでなく、IC患者の症状改善に役立つことがあります。
これらの薬は個人差がありますので、使用前に医師と相談し、最適な治療法を見つけることが重要です。
