尿失禁治療のバーチ手術(Burch手術)概要と手順

手術の目的

医師は膀胱や尿道が正常な位置からずれていると判断した場合、バーチ手術(Burch手術)を提案します。膣壁を持ち上げ、恥骨周囲の靭帯に縫合することで膀胱頸部を安定させ、くしゃみや身体活動での尿漏れを防止します。

手術方法

バーチ手術は低侵襲手術です。へそ付近に1インチ未満の小さな切開を数か所入れ、腹腔鏡(ラパロスコープ)を用いて手術を行います。切開が小さいため回復が早く、手術後24時間以内に退院できることが多く、完全回復まで数週間を要します。

リスクと合併症

すべての手術と同様に感染や出血のリスクがあります。手術後は一時的に排尿障害や膀胱の完全排空が困難になることがあります。また、尿失禁が悪化したり、尿路感染症が起こったり、性交時に痛みを感じることもありますが、バーチ手術は概ね耐容性が高いとされています。

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