膀胱炎の市販薬とセルフケア
膀胱炎は女性に多く見られ、排尿時の焼けるような痛みや頻尿、骨盤部の不快感など、日常生活に支障をきたします。根本的な治療には抗生物質が必要ですが、症状を和らげ重症化を防ぐ市販薬やセルフケアも有効です。
市販薬
- 解熱鎮痛剤(例:タイレノール)で痛みを軽減。
- 排尿時の痛み緩和にはピリジウム(フェナゾピリジン)や同様の製品が使用可能。尿がオレンジ色に変わり、衣類が染まることがあるため使用時は注意が必要です。
- 頻尿や切迫感の緩和、抗菌作用を期待できるAZOやUristat系の製品もあります。
セルフケア
- 十分な水分摂取で尿を薄め、細菌を洗い流す。
- カフェインの摂取を控えると膀胱刺激が減少し、症状が改善しやすくなります。
- 入浴剤や濡れた水着、ナイロン製のストッキング、香り付きの生理用ナプキンは膀胱を刺激し、細菌の増殖を助長する可能性があるため避けましょう。
市販ハーブ療法
- クランベリー(Vaccinium macrocarpon)は濃縮液、錠剤、ジュースで入手可能。2002年のカナダ泌尿器学会誌の研究では、クランベリーが膀胱壁に細菌が付着するのを防ぎ、尿中へ排出させる効果が示されています。
- その他、ウバウルシ(Arctostaphylos uva-ursi)、ゴールデンシール(Hydrastis canadensis)、マシュマロ根(Althea officinalis)、トウモロコシのひげ(Zea mays)、ホーステイル(Equisetum arvense)、ブチュ(Barosma betulina)などがありますが、臨床的な有効性は確認されていません。
