椎間板ヘルニアが引き起こす神経原性膀胱の概要と対策
概要
神経原性膀胱は神経系の損傷により膀胱のコントロールが失われる状態で、過活動膀胱や低活動膀胱として現れます。先天性疾患(脊髄披裂)や外傷、そして椎間板ヘルニアが原因となります。
椎間板ヘルニアとは
椎間板は脊椎骨の間にある柔らかいクッションで、衝撃吸収の役割を担います。ヘルニアが起きると椎間板が突出し、神経根や膀胱に関与する神経を圧迫し、神経原性膀胱を誘発することがあります。
主な症状
- 腰部の痛み、坐骨神経痛、筋力低下
- 神経が膀胱を圧迫すると、陰部のしびれや感覚異常、排尿失禁が現れます。
診断
医師は患者の病歴(腰痛の発症部位・経過、排尿障害の出現時期)を聴取し、MRIやCTで椎間板ヘルニアや膀胱・尿路の状態を確認します。
治療法
椎間板ヘルニアが原因の場合、まず外科的に圧迫神経を除去する手術が行われます。手術で症状が改善しない場合は、永久ステント留置、膀胱拡張術、間欠的カテーテル療法などが検討されます。
