尿路感染症(UTI)の治療と予防ガイド
治療法
UTIの治療は感染の重症度や原因に応じて決定します。
単純性UTI(健康な成人)
通常は短期間の抗生物質投与で治療します。主な薬剤は以下の通りです。
- アモキシシリン・クラブラン酸(オーグメンチン)
- ニトロフラントイン(マクロビッド)
- サルファメトキサゾール・トリメトプリム(バクトリム)
- フオスフォマイシン(モヌロール)
- トリメトプリム
- レボフロキサシン(レバキン)
- シプロフロキサシン(シプロ)
重症または免疫低下者のUTI
長期の抗生物質投与や入院が必要になることがあります。原因が解剖学的異常の場合は、外科的処置が検討されます。
予防策
- 十分な水分を摂取する
- トイレ後は前から後ろへ拭く
- 刺激の強い石鹸や女性用洗浄剤の使用を控える
- タンポンやナプキンは頻繁に交換する
- 排尿時は膀胱をしっかり空にする
- 尿を長時間我慢しない
- 以下の症状がある場合は速やかに医師の診察を受ける
- 排尿時の痛みや灼熱感
- 濁りや悪臭のある尿
- 頻尿(特に夜間)
- 骨盤部の痛み
- 発熱、悪寒
リスク要因
- 女性であること
- UTIの既往歴があること
- 免疫機能が低下していること
- 妊娠中であること
- カテーテル使用
- 糖尿病
- 腎結石の有無
- 性的活動が活発であること
受診の目安
特に免疫が低下している方や妊娠中の方は、症状が出たらすぐに医師に相談してください。
まとめ
UTIは細菌が尿路に侵入して起こる一般的な感染症です。主な症状は排尿時の痛み、濁った尿、頻尿、骨盤痛、発熱、悪寒などです。治療は抗生物質が中心で、予防には十分な水分摂取や適切な衛生管理が重要です。症状が現れたら、特に免疫低下や妊娠中の場合は早めに医療機関を受診しましょう。
