生殖器乾癬とは:症状・診断・治療のポイント

生殖器乾癬の概要

乾癬(乾癬性皮膚炎)は、慢性の炎症性皮膚疾患で、全身のどこにでも現れますが、特に肘、膝、頭皮、下背部に多く見られます。乾癬は生殖器(陰茎、陰嚢、外陰部、膣)にも発症し、患者の約7%が経験するとされています。

主な症状

  • 赤く鱗屑(うろこ)状の斑点
  • かゆみや灼熱感
  • 性交時の痛み
  • 出血
  • 皮膚のひび割れ・剥離
  • 排尿困難

診断の難しさ

生殖器乾癬は、湿疹、カンジダ症、性病などと症状が似ているため、誤診されやすいです。疑いがある場合は、皮膚科や泌尿器科・婦人科の専門医に受診し、正確な診断を受けることが重要です。

治療法の選択肢

症状の程度や部位に応じて、以下のような治療が選択されます。

  • 外用薬:ステロイドクリーム、タカルシン、保湿剤など
  • 経口薬:メトトレキサート、シクロスポリンなどの免疫抑制剤
  • 光線療法:UVB照射など
  • 生物学的製剤:TNF-α阻害薬やIL-17阻害薬など

日常生活でのケア

患部を優しく扱い、掻きむしりは避けましょう。掻くと炎症が悪化し、感染リスクが高まります。また、摩擦や刺激を減らすために、ゆったりとした綿素材の下着や服を選ぶことが推奨されます。

予後と生活への影響

生殖器乾癬は感染性がなく、生命に危険を及ぼすものではありません。適切な治療とセルフケアにより、多くの患者が症状をコントロールし、通常通りの健康的な生活を送ることができます。

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