尿路感染症の検出と対処法
尿路感染症とは
尿路感染症は、尿道や膀胱を含む下部尿路、または尿管や腎臓を含む上部尿路に起こります。放置すると重篤になることがありますが、特に女性に多く見られる一般的な感染症です。尿道に微生物が侵入し、通常は無菌である尿路内で増殖することで感染が起こります。疑いがある場合は以下の症状に注意してください。
主な症状と対処法
下部尿路感染症の疑いがある場合(1)
排尿時の痛みや灼熱感、頻尿・切迫感・排尿困難などがある場合は、24時間以内に医師に相談してください。通常より頻繁にトイレに行きたくなる、すぐに間に合わない感じがする、少量しか出せないといった症状は下部尿路感染症の典型です。尿が濁って臭いが強く、血が混じることもあります。発熱は必ずしも伴いませんが、軽度の発熱や腹痛があることもあります。
上部尿路感染症の疑いがある場合(2)
高熱、寒気、嘔吐、背部や側腹部の痛みがある場合は直ちに医師に連絡してください。これらは腎盂腎炎など上部尿路感染症の兆候で、下部感染症の典型症状がなくても急速に進行し、敗血症や腎臓障害につながる恐れがあります。
性行為感染症が原因の場合(3)
クラミジアやマイコプラズマによる尿路感染症と診断されたら、パートナーにも伝えてください。大腸菌とは異なり性行為で感染するため、双方が治療を受ける必要があります。主に尿道や生殖器に限局しますが、放置すると永久的な損傷を招くことがあります。
リスク要因の確認(4)
尿路の解剖異常、前立腺肥大、糖尿病、性行為の有無、最近のカテーテル留置などがあると尿路感染症のリスクが高まります。上記は代表的なリスク要因です。
