ストルバイト結晶を防ぐための食事選びと注意点
乾燥フード
乾燥フードは特に猫でストルバイト結晶ができやすくなります。猫は野生で乾燥した環境で獲物から水分を摂取していたため、飲水量が少ない進化をしています。そのため、乾燥フードだけを与えると尿路内が結晶形成に適した環境になります。ウェットフードに少量の水を加え、室内に水皿や給水噴泉を複数置くことでリスクを低減できます。
穀物
穀物はペットフードに便利さから添加されたもので、犬や猫は消化が苦手です。穀物は炭水化物が多く、pHがアルカリ性になるため、ストルバイト結晶の成長を助長します。多くのドライフードに含まれるため、湿度不足とアルカリ性という二重の問題が生じます。穀物不使用でタンパク質が豊富なフードを選びましょう。
アルカリ性食品
穀物以外にも、ブロッコリー、豆類、ミレット、ジャガイモ、かぼちゃ、はちみつ、非蒸留酢、かぼちゃ(スクウォッシュ)、リンゴ、バナナ、キャベツなどは人には健康的ですが、ペットの尿のpHをアルカリ性にし、結晶形成を促します。これらの食品は与えないように注意してください。
加工食品
防腐剤、着色料、肉代替品が含まれる加工フードも問題です。一部のフードには品質の低いたんぱく質の代わりに塩化アンモニウムが添加され、尿を酸性にしようとします。添加物や化学物質の入っていないオーガニックのウェットフードを選ぶことが最善です。
まとめ
ストルバイト結晶の予防には、湿度の高いウェットフードへの切り替え、十分な水分摂取、穀物やアルカリ性食品、加工添加物の少ない食事が重要です。定期的な獣医師のチェックと合わせて、尿路健康を守りましょう。
