長期介護施設での尿路感染症のサインと症状

米国国立糖尿病・消化器・腎臓病研究所(NIDDK)によると、尿路感染症(UTI)に関連する医療受診は約830万件に上ります。UTIは尿道から腎臓までの尿路のいずれかに細菌が感染することで起こります。高齢者や長期介護を受けている方は、年齢や生活環境の影響でUTIにかかりやすくなります。早期に兆候や症状を見つけて治療を開始すれば、合併症を防ぐことができます。

発熱

体内の感染に対する免疫反応で熱が上がります。感染部位がどこであっても、全身に発熱が現れることがあります。

多尿または排尿時疼痛(頻尿・排尿困難)

尿路に細菌がいると、体は尿を多く出して細菌を洗い流そうとします。その結果、多尿(頻尿)や、排尿時の痛み・灼熱感(排尿困難)が生じます。カテーテル使用者ではこれらの症状が分かりにくいことがあります。

せん妄(意識混濁)

特に高齢者では、UTIが脳に影響を及ぼすか、発熱に伴う体温上昇が原因で急に混乱やせん妄が出現することがあります。

尿の色・外観の変化

通常、尿は透明な黄色ですが、濁りや色の変化(濃い黄色、茶色、血が混じるなど)が見られる場合はUTIのサインかもしれません。ただし、食事や薬剤の影響でも変化することがあります。

上記のいずれかの症状が見られたら、速やかに医療従事者に相談し、検査と適切な治療を受けましょう。

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