カテーテル使用時の膀胱痙攣に対する薬剤治療
カテーテルによる膀胱痙攣
カテーテルを長期間使用すると、膀胱がリラックスできず痙攣し、意図しない尿漏れや痛みが生じます。痙攣はカテーテルの閉塞が原因の場合もあり、閉塞を除去すれば症状は改善します。閉塞が原因でない場合は、カテーテルの抜去が痙攣の解消に有効です。
抗ムスカリン薬
カテーテルを抜くことが難しい場合、抗ムスカリン薬が粘液分泌を抑え、膀胱刺激を軽減します。鎮痛剤としては、ベラドンナやオピウム坐剤などの鎮痛薬が痙攣による不快感を和らげます。
鎮痛薬(フェナゾピリジン)
フェナゾピリジン塩酸塩は、カテーテルや痙攣による痛み・切迫感・刺激感を一時的に緩和します。短期間の使用が推奨され、尿が鮮やかなオレンジ色になるのが特徴です。
抗うつ薬(イミプラミン)
イミプラミン塩酸塩(トフラニル)は、主にうつ病治療薬として使用されますが、膀胱痙攣の緩和にも有効です。副作用として口渇や倦怠感が報告されています。
抗コリン薬
ジトロパン、デトロール、レブシンなどの抗コリン薬は膀胱平滑筋を弛緩させ、頻尿や切迫感、痙攣を抑制します。主な副作用はめまい、眠気、口渇、倦怠感、腹痛です。
