TURP手術の副作用と回復ガイド
経尿道的前立腺切除術(TURP)は、前立腺肥大により尿道が圧迫され、尿路閉塞を起こす際に行われる標準的な手術です。尿道からの出血、尿の逆流による腎障害、頻尿や排尿困難、膀胱結石などの症状がある場合に適応されます。
注意点
手術は約90分で、術後は約3日間カテーテルで尿を排出しながら入院します。術後は水分を十分に取り、バランスの良い食事を心がけ、運転や重い荷物の持ち上げ、機械の操作は控えてください。便秘防止のために予防的に下剤が処方されることがあります。
合併症
術後に尿に血が混じる、違和感や頻尿、尿失禁が起こることがあります。また、約10人に1人は術後1年まで性機能低下を経験します。
副作用
最も一般的なのは射精時の乾燥(射精障害)で、これにより不妊になることがあります。その他、排尿困難、排尿時の不快感、失禁などが報告されています。
性機能への影響
手術後に性欲低下や性交時の不快感が生じることがありますが、通常は数か月で改善し、多くの男性が数ヶ月以内に性活動を再開できます。
回復期間
術前に症状が長期間続いていたほど、術後の回復にも時間がかかります。手術前に勃起が可能だった場合、術後も勃起機能は回復することが多いです。
回復を妨げる要因
手術後に残存前立腺組織が再び増殖し、尿道が狭くなることがあります。また、膀胱の損傷や感染、尿道周囲の筋肉損傷により尿のコントロールが難しくなることがあります。尿道の瘢痕が狭窄を引き起こし、後に拡張手術が必要になるケースもあります。
