間質性膀胱炎の検査

間質性膀胱炎(IC)は、骨盤部に不快感や痛みを引き起こし、頻尿感を伴うことがあります。膀胱が満杯になると痛みが増すことが特徴で、痛みを伴う膀胱症候群とも呼ばれます。米国メイヨークリニックによると、約100万人が罹患しており、女性に多く見られます。

初診時の問診

医師は、痛みの種類・頻度・排尿回数などの症状を詳しく聞き取ります。また、尿が濁っているか血が混じっているか、排尿時の灼熱感、発熱、嘔吐、背中や側部の痛みなどがあるかどうかを確認し、尿路感染症の除外を試みます。

骨盤診察(女性の場合)

膣炎など他の疾患を除外するために、骨盤診察が行われます。医師は外陰部と内部臓器を触診し、肛門や直腸の状態も確認します。米国ファミリーフィジシャン協会によれば、膀胱底部の圧痛があるかどうかも評価できます。

尿検査

尿サンプルを採取し、細菌や白血球・赤血球の有無を調べます。感染が認められれば尿路感染症と診断されますが、頻尿や骨盤痛が続き、尿検査が陰性の場合は間質性膀胱炎が疑われます。

カリウム感受性テスト

カリウム塩化物溶液と生理食塩水を膀胱に順に注入し、排尿欲求や痛みの程度を評価します。カリウム溶液で痛みが増す場合は、間質性膀胱炎の可能性が高いとされます。正常な膀胱では痛みや強い排尿欲求は生じません。

膀胱鏡検査および膀胱伸展検査

膀胱鏡(細いカメラ付きチューブ)を尿道から挿入し、膀胱内壁を直接観察します。必要に応じて膀胱に生理食塩水を注入し、膀胱容量を測定する膀胱伸展検査も行われます。

組織検査(生検)

膀胱や尿道から小さな組織を採取し、顕微鏡で病変を確認します。主に膀胱癌やその他の重篤な疾患の除外が目的です。多くの場合、膀胱鏡検査中に実施されます。

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