腎臓結石の痛みはどのようなものですか?
腎臓結石とは
腎臓結石は、尿中のミネラルや酸性塩が結晶化し、固体の塊となって腎臓にできるものです。尿には結晶形成を抑える物質がありますが、何らかの原因で結晶が蓄積し結石が形成されます。主な結石の種類は、カルシウム結石、ストルバイト結石、尿酸結石、シスチン結石の4つです。最も一般的なのはカルシウム結石で、過剰なカルシウムが尿とともに排出される際にできやすいです。結石が排出された後は、成分分析を行い予防策を検討します。
結石のサイズ
約80%の腎臓結石は直径2センチメートル未満です。色は黄色や茶色で、表面は滑らかでも鋭利でもあります。砂粒大の小さなものから、まれにゴルフボール大の大きなものまで様々です。小さな結石は自然に排出されることが多いですが、2センチメートル以上になると医療的介入が必要になることがあります。
症状
腎臓結石の主な症状は以下の通りです。
- 背中や側腹部の激しい痛み
- 尿に血が混じる(血尿)
- 発熱・悪寒
- 吐き気・嘔吐
- 尿のにごりや異臭
- 排尿時の灼熱感
- 頻尿感や尿意切迫感
痛みの部位
結石がある側の腎臓付近、すなわち背中の下部に痛みが始まります。痛みは下腹部や鼠径部(そけいぶ)へ放散し、結石が移動すると痛みもその方向へ移動します。結石が尿管を下っていくと、痛みは徐々に前方の鼠径部へと移ります。
関連する痛みの特徴
腎臓結石の痛みは、出産時の痛みに例えられるほど激しいことがあります。鋭い刺すような痛みと、鈍く持続する痛みが交互に現れ、結石が排出されるまで数日から1週間続くこともあります。水分を多く摂取すると結石の排出が促進されますが、痛みが強い場合や結石が自然に排出されない場合は、医師の診断が必要です。医師は鎮痛剤や結石の排出を助ける薬を処方します。
