尿路感染症(UTI)の治療法は?
尿路感染症(UTI)は成人に頻繁に見られ、特に女性に多いです。頻尿・排尿時の痛み、悪臭のある尿、腹部・側腹部の痛み、倦怠感、発熱などが主な症状です。治療は抗生物質の投与と、症状緩和のための薬剤、十分な水分摂取が基本です。
抗生物質
- ニトロフラントイン、サルファメトキサゾール‑トリメトプリム、シプロフロキサシンやレボフロキサシンなどのフルオロキノロン系、アモキシシリンやセフェラキシンなどのペニシリン系・セフェム系が一般的に使用されます。感染が疑われたらできるだけ早く医師の診断を受け、適切な抗生物質で治療しましょう。
尿路麻酔薬(鎮痛薬)
- フェナゾピリジンは処方薬・OTCともに入手でき、膀胱や尿道の粘膜を麻酔して痛みや灼熱感を和らげます。服用後は尿が鮮やかなオレンジ色になり、下着が染まることがありますのでご注意ください。
鎮痛剤
- アセトアミノフェンは発熱や痛みの緩和に有効です。一方、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどのNSAIDsは腎臓から排泄されるため、UTI時の腎障害リスクを考慮し、使用は控えることが推奨されます。
クランベリージュース
- クランベリーに含まれるプロアントシアニジンは、細菌が尿路の粘膜に付着するのを防ぐ作用があります。UTIの治療中は1日数杯のクランベリージュースを飲むとともに、再発予防にも役立ちます。
水分摂取
- 1日8〜10杯(約2〜2.5リットル)の無糖の水をこまめに飲み、尿路を洗い流すことで細菌の排除を促します。砂糖入り飲料やアルコールは腎臓に負担をかけるため、避けるようにしましょう。
