尿路結石の診断方法
尿路結石は、腎臓から尿が流れる途中で小さな結晶が形成され、尿管に詰まることで激しい痛みを引き起こします。医師は問診、検査、画像診断を組み合わせて結石の有無を確認します。本稿では、診断に必要なものと具体的な手順をご紹介します。
診断に必要なもの
- CT(コンピュータ断層撮影)スキャン
- 医療歴の記録
- X線検査
- 尿サンプル
- メモ帳(症状記録用)
- 超音波検査装置
診断手順
激しい腹部痛が出たら日時と痛みの程度を記録する。結石が尿管を塞ぐと強い疼痛が生じます。
自分が結石のリスクが高い群に属しているか医師に伝える。30歳以上の白人男性や、湿度の高い地域に住む人はリスクが高いとされています。
過去に結石を経験したことがあるか医師に報告する。既往歴があると再発リスクが上がります。
家族に結石の既往があるか確認し、医師に伝える。遺伝的要因も診断の重要情報です。
尿検査を依頼する。結石が尿路を通過すると尿中に血液が混じり、顕微鏡検査で確認できます。
腎臓・尿管・膀胱のX線撮影を受ける。ヨード造影剤を使用すれば、結石が映像に映りますが、移動中の小さな結石は見つけにくいことがあります。
尿に血が混じっていないか観察する。痛みが出る前に出血が起こることもあるので、量や出血時間を医師に報告してください。
吐き気や嘔吐がある場合は必ず医師に伝える。一部の結石は消化器症状を伴います。
X線で結石が確認できないときは超音波検査を受ける。腎臓の腫脹や結石の影が映し出されます。
それでも見つからない場合はCTスキャンを選択する。CTは造影剤なしでも高精度に結石を検出できます。
結石の早期診断は治療の成功率を高め、合併症を防ぎます。疑わしい症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。
