有機性勃起不全とは何か
有機性勃起不全(ED)は、神経、筋肉、血管、その他勃起に関与する身体構造の物理的な問題が原因で起こります。一次性EDとも呼ばれます。
原因
主な原因
- 心臓疾患
- 糖尿病
- 高コレステロール血症
- 肥満
- 喫煙
- アルコール依存症
- 薬物乱用
- パーキンソン病や多発性硬化症などの神経疾患
- 前立腺がん治療
- 放射線療法
- 前立腺全摘除術などの手術
その他の原因
- 抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、β遮断薬などの薬剤
- 骨盤骨折などの外傷
- 慢性腎不全
- 肝疾患
症状
- 勃起が得られない、または維持できない
- 陰茎のサイズが縮小する
- 陰茎が曲がる(ペイロニー病)
- 性交時の痛み
- 性欲の低下
診断
診断は患者の問診、身体検査、血液・尿検査などに基づきます。主な検査例は以下の通りです。
- ホルモンやコレステロールを測定する血液検査
- 糖尿病の有無を確認する尿検査
- 陰茎超音波や脳・脊髄のMRIなどの画像診断
治療法
原因に応じて治療法が選択されます。代表的な選択肢は次のとおりです。
- PDE5阻害薬やテストステロン補充などの薬物療法
- アルプロスタジルやパパベリンの注射療法
- 真空勃起補助具
- 陰茎インプラント手術
- ペイロニー斑や尿道狭窄などの構造的問題を修正する手術
予後
多くの場合、適切な治療により満足できる勃起が得られ、予後は良好です。
