デング出血熱の原因と対策
原因
NIHによると、デング出血熱は4種類のデングウイルス(DENV‑1〜4)によって引き起こされます。既に別のデングウイルスに感染したことがある人が、異なる血清型に再感染すると重症化しやすくなります。感染は主にハエ科の蚊、特にネッタイシマカ(Aedes aegypti)に刺されることで起こります。
リスク要因
過去にデングウイルス感染で抗体を持つ人、12歳未満の子ども、女性、白人などが出血熱になるリスクが高いとされています。また、熱帯地域の都市部へ旅行・居住する人もリスクが高まります(CDC)。
症状
初期は食欲不振、発熱、筋肉痛、嘔吐などのデング熱と似た症状が現れます。数日後に大量の発汗、興奮、イライラ感が出てショック状態に陥ることがあります。その他、発疹、結膜充血、喉の赤み、脈拍の弱さ、肝臓肥大、低血圧、激しい頭痛、出血などが見られ、重症化すると致死的です(NIH, CDC)。
治療
出血熱が疑われたらすぐに救急医療を受ける必要があります。根本的な治療薬はありませんが、早期に症状を管理すれば生存率は高まります。治療は点滴による輸液、酸素投与、必要に応じた輸血などが行われます。未治療の場合、痙攣、ショック、肝臓・脳障害が起こります(NIH)。
予防・対策
熱帯地域へ行く際は蚊に刺されないよう徹底した対策が重要です。虫除けスプレーの使用、蚊帳の設置、長袖・長ズボンの着用などが有効です。
