エボラ・ザイールウイルスの感染経路は何ですか?

エボラ・ザイールウイルスの主な感染経路

エボラ・ザイールはエボラウイルスの一種で、感染した人や動物の体液に直接接触することで広がります。主な感染経路は以下の通りです。

1. ヒトからの感染

血液、分泌物、臓器、その他の体液に直接触れることで感染します。具体例は次のとおりです。

  • 適切な防護具なしでエボラ患者の世話や接触をする。
  • エボラで死亡した人の遺体に触れる。
  • 遺体を扱う葬儀や儀式に参加する。

2. 動物からの感染

特に非ヒト霊長類(サル、ゴリラ、チンパンジー)やコウモリがウイルスを保有しています。狩猟、解体、取り扱いなどで感染した動物や体液に直接接触すると感染します。

3. 汚染された表面

ウイルスは表面上で数時間から数日間生存します。汚染された物に触れ、その後目・鼻・口に触れることで感染する恐れがあります。そのため、感染が確認された地域では徹底した消毒と滅菌が必要です。

4. 医療現場での感染

適切な個人防護具(PPE)を着用せずに感染患者と接触した医療従事者や介護者は、病院内でウイルスを拡散させるベクターとなります。感染管理の不備や防護具不足がリスクを高めます。

5. 移動と国際的拡散

エボラ・ザイエ感染者が国境を越えて移動すると、旅行中や到着後にウイルスを他者へ伝播する可能性があります。入国時のスクリーニングや検疫が重要です。

エボラウイルスは空気感染しないため、同じ部屋にいるだけでは感染しません。徹底した衛生管理、感染者や感染動物との接触回避、適切なPPEの使用が感染防止の鍵です。

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