西ナイルウイルスの症状と合併症とは
西ナイルウイルスとは
西ナイルウイルス(WNV)は蚊を媒介する感染症で、軽いインフルエンザ様症状から重篤な神経系疾患まで、さまざまな症状を引き起こします。
主な症状(軽症)
感染後3〜14日で現れ、数日から数週間続くことが多いです。
- 発熱
- 頭痛
- 全身の倦怠感・筋肉痛
- 関節痛
- 食欲不振
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
重篤な神経合併症
高齢者、乳幼児、免疫低下者に特にリスクが高く、以下のような重症化が見られます。
- 脳炎(脳の炎症)
- 髄膜炎(脳・脊髄を覆う膜の炎症)
- ポリオ様麻痺
重症例の症状例
- 高熱
- 激しい頭痛
- 頸部硬直
- 意識混濁・錯乱
- 痙攣
- 昏睡
重篤な神経症状は致死的になることもあります。
治療と対策
現在、特効薬はなく、主に対症療法が行われます。
- 安静
- 十分な水分補給
- 鎮痛剤・解熱剤の使用
- 重症例は入院管理
予防
西ナイルウイルスの予防にはワクチン接種が有効です。特に、感染が多い地域に居住または旅行する人への接種が推奨されます。
