肝切除とは?概要・適応・リスクと予後

肝切除とは

肝切除(ヘパテクトミー)は、肝臓の全部または一部を外科的に切除する手術です。肝臓の機能を維持しながら、病変部位を取り除くことを目的とします。

主な適応疾患

  • 肝細胞癌や胆管癌などの肝臓がん
  • 肝硬変(肝硬変による腫瘍や合併症)
  • 急性肝不全
  • 胆道閉鎖症
  • 多嚢胞性肝疾患
  • バッド・チャリ症候群
  • ヘモクロマトーシス
  • ウィルソン病

手術の方法とポイント

肝切除は高度な技術を要する大手術で、通常は腹部に大きな切開を行います。外科医は病変部位を慎重に切除し、できるだけ健康な肝組織を残すようにします。

主な合併症・リスク

  • 出血
  • 感染症
  • 肝不全
  • 死亡リスク

これらのリスクは術者の経験や患者の全身状態に大きく左右されますが、熟練した外科医が行うことで安全性は高まります。

肝切除の種類

  • 根治的肝切除(Radical hepatectomy):肝臓全体を切除する場合。
  • 部分肝切除(Partial hepatectomy):肝臓の一部のみを切除する場合。

どちらの手術を選択するかは、基礎疾患や病変の範囲、肝機能の残存度によって決定されます。

予後と生存率

肝切除は重篤な肝疾患に対して命を救う手術となりますが、長期生存率は元の疾患や手術時の病期に依存します。適切な術後管理と定期的なフォローアップが重要です。

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