性器イボ(尖圭コンジローマ)の実態と対策

症状

性器イボ(尖圭コンジローマ)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって生じます。イボは小さく集まってでき、密集すると大きな腫瘤に見えることがあります。主に陰茎亀頭、膣外側、子宮頸部の壁、肛門周囲に出現します。稀に陰茎軸部や子宮、さらには口腔や咽頭にできることもあります。症状が出ないまま数年経過するケースも多く、診断は医師の検査が必要です。

外科的治療

完全な治癒は期待できませんが、ウイルスの増殖を抑える治療法があります。医師は以下のような方法でイボを除去します。

  • 液体窒素を用いた凍結療法(クライオサージェリー)
  • 大きなイボに対する外科的切除
  • レーザー治療などの新しい手法

自宅でできる治療

医療機関での処置に加えて、市販の外用薬でもイボの縮小が期待できます。

  • ポドフォリオックス配合クリーム(商品名:Wartec、Warticon)
  • 緑茶エキス由来の軟膏(商品名:Veregen、Polyphenon E)※刺激が少なく、効果が出るまでに時間がかかります。

予防ワクチン

ガーダシル(Gardasil)は、HPV 6型・11型など性器イボを引き起こすウイルス株に対する予防ワクチンです。感染予防に高い効果が示されていますが、既に感染している場合の治療には使用できません。現在も有効性の検証が続けられています。

HPVは性感染症の中でも感染率が高く、無症状でも他者へ感染させる可能性があります。早期の検査と適切な治療、予防接種でリスクを低減しましょう。

いぼ - 関連記事