手にできるいぼ(イボ)の概要と対策

診断(識別)

手のいぼは手のひらや背側、指先、時には爪の周辺にできることがあります。表面はざらざらした小さな隆起で、ピンク色や白色、または肌色をしています。単独で現れることもあれば、複数が散在したり集団でできることもあります。黒く見える小さな点は血管で、切れると出血することがありますが、通常は痛みを伴いません。子供に多く見られ、大人よりも罹りやすいです。

原因

手のいぼはヒトパピローマウイルス(HPV)の特定の型が原因で、がん化しない良性のいぼです。接触感染により広がります。直接肌と触れ合うか、感染した物(例:シャワーの取っ手)に触れることでウイルスが移ります。発症は個人の免疫状態にも左右されます。性器いぼなどに比べると感染力は低めです。

タイプ

ヒトパピローマウイルスは100種以上あり、タイプによって病変が異なります。子宮頸がんを引き起こすタイプや、手にできるイボ(いぼ)を引き起こすタイプ、足底にできる足底いぼ、性器や肛門周辺にできる性器いぼ、顔や脚にできる平坦いぼなどがあります。

予防

いぼの拡散を防ぐには、手を乾燥させることが重要です。櫛や爪切りなどの美容用品をいぼのある部位に触れさせないようにし、使用した場合は必ず消毒してください。口や他の部位に触れないようにし、爪を噛むなどの行為は避けましょう。どうしても触れる必要がある場合は、手をよく洗い、乾かすこと。必要ならば、いぼを絆創膏で覆い、他の皮膚との接触を防ぎます。

治療

手のいぼは必ずしも治療が必要ではなく、自然に2年ほどで消失することが多いです。見た目が気になる場合は、サリチル酸外用薬が有効です。温水に浸した後、毎日塗布し、製品の使用説明書に従ってください。妊娠中の方は使用前に医師に相談を。凍結療法(液体窒素によるクライオセラピー)も一般的です。その他、カンタリジン塗布やレーザー治療、外科的除去(焼灼)などがありますが、疼痛や副作用に注意が必要です。

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