いぼ(疣)の一般的な治療法

いぼ(疣)はヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる皮膚の良性腫瘍で、主に手や指などの表皮にできます。増殖を抑え、除去するための治療法は複数あり、症状や部位に応じて選択されます。

治療法

  • 凍結療法(クライオセラピー):液体窒素を用いていぼを凍結し、凍結部位に水疱ができてから自然に剥がれ落ちます。痛みは軽度ですが、数回の施術が必要なことがあります。
  • カンタリジン療法:カブトムシの成虫が分泌するカンタリジン(膿胞虫抽出物)を患部に塗布し、皮下に水疱を作っていぼを浮き上がらせます。塗布自体は痛みが少ないものの、水疱形成時に不快感があります。
  • 外科的除去:局所麻酔下でいぼ組織を切除する方法と、電気針を用いた電気凝固・掻爬(エレクトロデシケーション・キュレッテージ)があります。手術は最終手段とされ、瘢痕が残る可能性があります。レーザー除去も同様に瘢痕リスクがあります。

薬物療法

  • 他の治療に反応しない場合、局所免疫療法が用いられます。イミキモド(商品名:アルダラ)やスクアリック酸ジブチルエステル(SADBE)などが代表的で、体の免疫反応を活性化させていぼを排除します。

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