創傷ドレッシング交換プロトコル

米国の病院では感染症対策としてユニバーサルプリコーションが採用されています。CDCはHIVやB型肝炎など感染症患者のケアに関するプロトコルを策定しており、全国で一貫した基準が保たれています。各医療機関は自施設の方針に基づき、基本的なドレッシング交換や無菌操作(無菌)を実施しています。使用する資材のブランドや種類が施設間の差異を生む主な要因です。

基本プロトコル

  • 医師がドレッシング交換の時期と方法を指示し、看護師は新しいドレッシングを貼る日時を記録して創傷治癒の経過を管理します。

  • 既存のドレッシングを除去・廃棄した後、治療計画に従って創部を清拭します。

  • 創部を乾燥させ、縁部にワセリンを塗布します。

  • 滅菌ガーゼを軽く創部に当てます。

  • ガーゼまたは透明フィルムで覆い、患者の状態に応じてテープで固定します。

  • 使用済み資材は適切に処理し、手を洗浄します。

無菌操作

  • 必要な清拭・治療・ドレッシング資材を準備し、手袋を装着する前に滅菌品を開封します。

  • 抗菌石鹸で手を洗います。

  • 汚染されたドレッシングは指定のゴミ容器に入れ、患者室から持ち出します。

  • 手を再度洗浄し、手袋を装着します。

  • 創部を清拭し、必要な治療を施します。

  • ドレッシングを装着します。

  • 使用済み資材を処理し、手を洗浄します。

感染症対策

  • ユニバーサルプリコーションは血液や唾液、膣分泌物、尿、腸管・創部からの滲出液などを介した感染症の伝播リスクに対応します。

  • 感染症管理には無菌技術が用いられ、患者室へ入室する際はガウン、マスク、手袋を着用し、隔離手順を遵守します。創部に使用した資材や汚染されたドレッシングは、危険物用のラベルが付いた袋に廃棄します。

  • 部屋を退出した後は、手を洗浄するまで何にも触れないよう注意します。

皮膚裂傷

  • 皮膚裂傷は皮膚が裂れることで生じる損傷で、介護施設で頻繁に見られます。治療プロトコルは、継続的に洗浄効果を持つドレッシングを使用することが推奨されます。

  • 適切なドレッシングは創部全体を覆い、細菌の侵入を防止します。

  • ドレッシングは創部からの滲出液を吸収し、漏れ出さないよう設計されています。

  • 患者には適切な溶液や薬剤を創部に投与し、快適さを確保します。

  • ステリーストリップは感染防止効果が乏しいため、皮膚裂傷には使用しません。

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