アキレス腱の損傷に対する治療法は?

腱は強靭な組織でできたひも状の構造で、筋肉と骨をつなぐ役割を担います。アキレス腱は両足のすねの裏側に走り、かかとの骨(踵骨)とふくらはぎの筋肉(腓腹筋)を結びつけています。歩行や走行時にかかとを持ち上げる動作に不可欠な腱です。

アスリートはアキレス腱を傷めやすいです。

損傷の種類

主なアキレス腱の損傷は「アキレス腱断裂」と「アキレス腱炎(腱炎)」の2つです。断裂は過度に伸ばすことで起こる部分的または完全な断裂で、腱炎は組織が変性し炎症が起きる状態です。

症状

アキレス腱炎の主な症状は、部位の腫れや肥厚、活動時の痛み、硬直、圧痛、場合によってはしこりや結節が触れます。腱断裂が起きると「バキッ」という音と激しい即時の痛みを伴い、通常歩行が困難になります。

治癒の考慮点

アキレス腱は血流が乏しいため、治癒が遅くなりがちです。損傷を疑ったら早めに医師の診察を受け、適切な治療を開始することが重要です。

治療法

まずは安静と冷却で炎症を抑えます。医師はアキレス腱炎に対して鎮痛剤を処方し、リハビリテーションやギプス、必要に応じて手術を勧めることがあります。アキレス腱断裂は多くの場合手術で修復し、術後は6〜8週間の固定期間が必要です。

予防策

運動前に十分なストレッチを行い、特にアキレス腱とふくらはぎの柔軟性を高めましょう。また、かかと部にクッション性のあるスポーツシューズを選ぶことも有効です。

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