デブリードメントの定義と種類

デブリードメントの定義

バーバラ・クーン・ティンビー著『Fundamental Nursing Skills and Concepts』によると、デブリードメントとは、創傷から壊死組織を除去し、治癒を促進する手技です。多くの創傷は自然に治癒しますが、壊死組織が残ると治癒が妨げられることがあります。

デブリードメントの種類

  • 外科的デブリードメント

    鋭利な器具で壊死組織を切除する方法です。大量の組織除去が必要な場合や、広範な感染があるときに用いられます。

  • 自己溶解的(オートリティック)デブリードメント

    創部に湿潤環境を与え、体内の酵素が自然に壊死組織を分解させる方法です。湿潤ドレッシングで促進できます。

  • 酵素的デブリードメント

    酵素を含む外用薬剤を創部に塗布し、壊死組織を化学的に分解させます。慢性創傷の治療にしばしば使用されます。

  • 機械的デブリードメント

    ドレッシングを取り外す際に、付着した壊死組織が一緒に除去されることがあります。これが機械的デブリードメントです。

合併症と注意点

通常は重大な合併症は起こりませんが、デブリードメントにより感染や出血が生じるリスクがあります。特に外科的デブリードメントは疼痛を伴うことが多く、適切な鎮痛管理が必要です。

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