腱炎と関節炎の違いとは?
腱炎の概要
腱炎は腱の損傷と炎症です。筋肉と腱が接する部位で起こりやすく、熱感、痛み、こわばり、可動域の低下、腫れが見られます。使用すると痛みが増し、例えば手の腱炎は瓶を開ける動作で痛みが強くなります。
関節炎の概要
関節炎は約100種類の関節疾患を総称する用語です。関節の過度な摩耗、自己免疫疾患、細菌感染、尿酸の蓄積などが原因です。痛み、こわばり、可動域の低下、赤み、炎症が起こり、関節を使うと痛みが増します(例:手首の関節炎は物を持つと痛む)。
共通点
両者とも動かすと痛みが悪化し、炎症、熱感、こわばり、可動域の低下を伴います。また、過度の使用や不適切なストレッチが原因になることがあります。
相違点
腱炎は急性の損傷で、軽度であれば数日で回復します。一方、関節炎は慢性で生涯にわたることが多く、病気そのものです。
診断のポイント
関節炎の痛みは関節内部に限定されることが多く、腱炎の痛みは関節のすぐ外側で広範囲に感じられます。触診で痛みの位置を確認することで区別の手がかりになりますが、正確な診断は医師の診察が必要です。医師の診断に基づき、腱炎なら回復プラン、関節炎なら治療計画を立てましょう。
