頭部・首・脊椎の損傷と対策

原因

  • 自動車事故は頭部・首・脊椎損傷の主な原因です。
  • スポーツ中の事故(浅い水へのダイビング、馬やサーフボードからの転落など)も多く見られます。
  • 刃物や銃弾による外傷、感電、足や臀部への強い衝撃も原因となります。

症状

  • 首や頭の不自然な姿勢
  • 腕や脚の脱力、しびれ、感覚麻痺
  • 麻痺、歩行困難
  • 排尿・排便障害
  • ショック状態(顔色蒼白、意識消失)
  • 記憶障害、頭部・首の疼痛

頭部・首・脊椎損傷の対処

損傷者を無理に動かさないことが最も重要です。どうしても動かす必要がある場合は、頭部と頸部をしっかり固定します。耳から液体や血液が流出している場合は、排出させますが、頭部に直接圧力を加えないようにしてください。意識がない場合は呼吸確認と必要に応じた心肺蘇生(CPR)を行い、直ちに119へ連絡します。

診断

まずは基本的な身体検査と神経学的評価を行い、損傷部位を特定します。その後、MRIやCTで損傷の範囲や血栓などの合併症を確認します。造影剤を用いたミエログラムや脊椎X線で骨折の有無を調べ、脊髄伝導検査(SSESP)で神経信号の伝達状態を評価することもあります。

予防策

事故を完全に防げないこともありますが、以下の予防策でリスクを減らせます。

  • シートベルトの着用
  • オートバイやコンタクトスポーツ時のヘルメット着用
  • 水深が不明な場所でのダイビングを避ける

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