腱炎の主な症状と対処法
腱は全身に存在する結合組織のひも状構造で、筋肉を骨に結びつけます。腱炎(腱炎症)は、腱が炎症や刺激を受けた状態を指し、肩、肘、膝、親指、アキレス腱などでよく起こります。事故や外傷だけでなく、庭仕事や塗装などの繰り返しの動作でも発症することがあります。
主な症状
痛み
腱炎の最も顕著な症状は痛みです。部位によって軽い鈍痛から激しい痛みまで様々で、朝起床時や就寝前に特に強くなることが多いです。関節を動かしたり、圧がかかると痛みが増します。
しびれ・チクチク感
しびれやチクチクした感覚も見られます。多くは一時的で「手がしびれた」ように感じますが、長時間続く場合や感覚が失われる場合は医師の診察が必要です。
こわばり
腱の腫れや炎症により可動域が制限され、関節がこわばります。動かすたびに痛みが増すため、日常動作が困難になることがあります。
腫れ
炎症に伴い腱周囲が腫れることがあります。軽度の腫れは冷却や抗炎症薬で対処できますが、腫れが激しい、または悪化する場合は骨折や腱断裂の可能性もあるため、必ず医師に相談してください。
その他の症状
稀に関節がロックして動かなくなる(「凍結肘」)や、燃えるような感覚が出ることがあります。これらは特に負荷がかかった後に現れやすいです。新たな症状が出た場合は、他の疾患と区別するためにも医師に相談しましょう。
