切り傷の治癒過程はどれくらいの時間がかかりますか?

止血(0〜1日)

傷ができた直後に体はまず出血を止め、損傷した組織の修復を開始します。血管が収縮し、血小板が仮のプラグを形成して創を閉じます。

炎症(1〜3日)

傷口周辺が赤く腫れ、暖かく感じます。血流が増加し、栄養素や白血球が傷部に運ばれ、感染と戦いながら治癒が進みます。

増殖(3〜21日)

新しい組織が形成され、創が徐々に閉じていきます。血管が創床に伸び、線維芽細胞がコラーゲンを産生し、傷を支える新しい繊維が作られます。

成熟・リモデリング(21日〜数か月)

コラーゲン繊維が整列し強度が増し、傷は収縮していきます。瘢痕は徐々に目立たなくなり、柔軟性も回復します。

各段階の期間は、切り傷の大きさ・部位、個人の健康状態、基礎疾患の有無などで異なります。また、適切な創管理を行うことで治癒速度が上がり、合併症のリスクを低減できます。

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