下顎装置を提供できる歯科医師の種類と役割

下顎装置(マウススプリント)は、顎関節症(TMJ)や夜間の歯ぎしりの治療・予防に用いられる装置です。患者の上顎の形状を型取りし、プラスチック素材で作製します。装置は上顎を前方に誘導し、関節の筋肉の緊張を緩和します。

口腔外科医(Oral and Maxillofacial Surgeons)

口腔外科医は画像診断を用いて顎関節の状態を評価し、スプリント療法や薬物療法、疼痛管理を提案します。必要に応じて関節の手術を行うこともあります。口腔外科の専門研修は、一般歯科の卒業後に認定病院で最低4年間の追加研修が必要です。

矯正歯科医(Orthodontists)

矯正歯科医は顎や歯列の矯正を専門とし、TMJの治療も行います。矯正装置(ブレース)で顎の位置を調整したり、スプリントを使用したりします。一般歯科医より2〜3年長い専門教育を受け、矯正治療中に顎関節への影響が出ないか常にチェックします。

一般歯科医(General Dentists)

一般歯科医の中にはTMJ治療の研修を受けた者もいます。外科的処置はできないため、重症例は口腔外科医へ紹介します。原因がストレスや関節のずれであるかを診断し、スプリントやマウスガードで関節をリラックスさせ、顎の筋緊張を和らげるためのリラクゼーション指導も行います。

患者の症状や生活習慣に合わせて、適切な専門医が下顎装置を提供し、顎関節の健康をサポートします。

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